気付いていない人がほとんどだと思うけど、自分は発信の内容ごとにブログの投稿先を変えている。ときどき面倒になって、あっちのブログで書くべきことをこっちに書いてしまうようなこともあるし、こっちのブログではこの文体では書いてなかったなぁと気付くこともあるけれども、それもまた一興である。知らんけど。
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ポイ活や投資に関するブログを今年の3月から始めた。そのための企画会議(自分会議)やネタの仕込み(ポイント投資先の選定やあらかじめの投資)は去年の秋頃から始めていた。何も考えていないようで考えていたのである。褒めて。
投資という敷居の高いものを、ポイント投資から誰でも始めることができる。老後に向けて安心を構築していくことができる。そういうことをお伝えしていきたいと思ったのがひとつ。もちろん、「ただのコピーライター」や「ただの印刷屋」ではなく「投資のこと【も】詳しい人」というブランディングを意識しているというのはある。本音。付加価値というやつだよね。知らんけど。
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https://senryu575.com/money/archives/643
↑今日更新した記事から、記事の書き方を変更してみた。トライアル。昨日までのものと比較してみてほしい。
「型」を決めると書きやすくなる。社内でもいつもそれを話している。
「たこやき屋さんの金型をイメージして。一度型をつくれば、それに流し込んで量産していきやすくなるから」
たまには社長らしいことも言うのである。型を持つ。
大切なことだ。
ひとに説明するときは、その人の趣味や部活にあわせて「型」の話をするようにしている。なんて配慮に満ちているんだ。知らんけど。
なんの話だっけ。
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「型」を持つと量産しやすくなる。でも今回、その「型」をすこしだけ変更してみた。本当にすこしの変化。記事の順序、記事内の項目の改行位置をいじっただけ。内容そのものに変更はない。
でも、こうすると型が崩れて自分のペースが乱れる。書きにくくて仕方なかった。順番が変わっただけなのにね。
それでも「型」をいじったのは、読者を意識したいからである。どの順番で書いたら、SNSから飛んできてすっと本文に入っていけるだろうか。パソコンではなくスマホで表示したら、どんな風に表示されるだろうか。あれやこれやと試行錯誤して、型を変えてみたのである。
読み手の体験を想像するから、自分の型を変える勇気も持てるし、さらに良い方法があるのではないかと試行錯誤を継続できる。これって職人さんみたいでかっこよくない?
知らんけど。
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型を持つ、量産する、反応を想像する、反応を見る、改良する、量産する。PDCAの繰り返し。自分にとって心地の良い型が、相手にとって心地良いとは限らない。もっと相手のためにできることがあるんじゃないだろうか。
そんな想像が、つぎの創造につながっているんだと思うなぁ。
知ってほしいんだけど。